LPガス自体には毒性はありません。しかし、不完全燃焼を起こすと一酸化炭素(CO)が発生します。一酸化炭素は無色・無臭で、感知しにくいのですが、毒性はきわめて強力。わずかでも吸い込むと中毒を起こし、重症になると意識不明で死に至ることもあります。
LPガスの燃焼には大量の空気(酸素)が必要です。換気が十分に行われないと、酸素不足や排気ガスが室内に充満して不完全燃焼となり、一酸化炭素中毒を起こす危険性があります。事故を未然に防ぐためにも、次のことにご注意ください。
ストーブ、ガスファンヒーターなどを使用する時は、「1時間に1~2回、窓を明ける」などして、十分な換気を行ってください。
屋内に設置された排気筒のある風呂がまでお風呂を沸かしたり、シャワーを使っている時は、キッチンや脱衣室にある換気扇を使用しないでください。風呂がまの排気が逆流して、一酸化炭素中毒を起こすことがあります。
小型湯沸器を使う時は、必ず窓を開けるか、換気扇をまわしてください。また、小型湯沸器をお風呂がわりに使ったり、洗濯やシャワーとして使うことは絶対におやめください。万が一気分が悪くなったら、ただちに使用を中止して、換気を行ってください。
ガス機器が以下のような状態でしたら、当社にご連絡ください。安心してご使用いただけるよう、点検をさせていただきます。